こういった連中は、出会い系規制法によって摘発され、大手のSNSに逃げて行った事は以前の記事で書きました。
(参考)出会い系から大手SNSへ移ったサクラどもの変遷
facebookやtwitterにはサクラが多数生息しています。
しかし、lineはどうなのか?
と言う質問をよく受けます。
1.lineは連絡用ツール!
lineと言うのは一応SNSの仲間ではありますが、電話みたいな物で最終的な着地点でもあります。つまり、出会い系で知り合おうが、facebookで知り合おうが、最終的にやり取りする場所はLine上です。
lineは知り合う場所ではなくて連絡を取り合う場所でありツールです。
そういった意味ではfacebookやtwitterは出発地点でLineはゴール地点です。
そんなline自体にはサクラみたいな物は居るんでしょうか?
facebookに晒していたLineIDがサクラだったって事はよくありますがLine内同士でサクラが放たれる事はあまりありません。
そもそもLine内で知り合ったという話もあまり聞きません。
lineには出会う為の機能はあまりありませんよね。コミュニティもないしプロフィールが公開されるシステムもありません。
専ら交換した同士でしかコミュニケーションが取れないように出来ています。
サクラの危険があるとしたら、line@やlineグループの方です。
こちらは幾らでも詐称したプロフィールが作れますし、勝手に他人のアカウントをグループの取り込む事が出来たりします。
いつの間にか勝手に見知らぬlineグループに入っていた経験があるって方、居るんじゃないですか?
2.あえてサクラと言えば。。。
よくLine内で全く知らない女性が、知り合いかも?と言う感じでカウントが案内される事があります。あえて言うとそれがサクラでしょう。
でもあんなあからさまなデコイに騙されるのは態と引っ掛かっている様な物です。
サムネは大概美人ですがもちろん拾い物で、知り合いかも?に出るのは何処かであなたの電話番号が漏れて悪用された証拠です(もちろんID検索で偶然ヒットした可能性もあります)。
line上で身に覚えが無い女性のアカウントが勝手に追加されていたら、それは確実にサクラです。
この様にlineに存在するサクラは向こうから飛び込んで来るケースが多く、身に覚えが無い場合はブロックすればそれで終わりです。
facebookやtwitterでのサクラは通常の会員として登録して、サムネとかで釣って来ますから全くlineのサクラとは違います。
見抜く知識も必要になります。
それを考えるとlineのサクラは釣って来ないし、絡み方も見え見え過ぎてサクラと言う表現はちょっと違う気もしますね(笑)
3.ネットのニュースより
とは言え、全く居ない訳でもなく、ネットニュースにもなっていたりするので、注意喚起の為に、関連記事を引用しておきたいと思います。トレンドマイクロ株式会社は20日、スマートフォン向け無料通話・メールアプリ「LINE」を悪用した「サクラサイト商法」が出回っているとして注意喚起した。
手口としては、悪質な業者が運営するサクラサイトへのリンクを記載したメッセージをLINEで送信する事例を紹介。その中には、運営実態のないSNSを装って「知人からの招待状が届いております」と記載したメッセージを送信し、スマートフォンアプリのように見せかけたサクラサイトへ誘導してメールアドレスを入力させようとする事例もあった。
悪質な業者がメッセージを送るにあたっては、LINEの「ID検索」を使ってユーザーを探し出していることが考えられるという。LINEのようなソーシャルメディアを悪用する背景には、「業者がプラットフォームを越えて広告配信できるメリットに注目している可能性がある」(トレンドマイクロ)。
LINEのメール機能を悪用した攻撃への対策としては、LINE上で「IDの検索を許可」を無効にすることを挙げている。また、知らない人からのメッセージが繰り返し送られてくる場合は、特定の相手からのメッセージを遮断できるブロック機能を活用することが有効だとしている。
「サクラサイトへの誘導手段としては、PCのメールはもちろん、携帯電話のメールアドレス、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを使った事例も確認されている。LINEも含め、あらゆるコミュニケーション媒体にこのような攻撃が広がっていることを知っておく必要がある。」(トレンドマイクロ)
A.LINEの無料スタンプ提供で誘惑する手口も
トレンドマイクロではこのほか、LINEのスタンプが無料で入手できると偽り、ソーシャルメディア上でユーザーを誘惑する事例も紹介している。この記事は結構昔の物なので、いまでは様相が変わっているかも知れませんが、LINEの基本フォーマット自体は大きく変化していませんので手口が大きく変わっているとは考え難いです。
Twitterを悪用した手口では、LINEの公式アカウントと思わせるようなアカウントを使い、「無料スタンプが入手できる」などと投稿する事例があった。攻撃者の狙いとしては、「アクティブなTwitterアカウントを収集し、さらなる攻撃への足がかり構築を狙っている可能性がある」とトレンドマイクロは分析している。
日本と同様にLINEが人気の台湾では、LINEを装うFacebookのファンページで「いいね!」をクリックしてLINEのIDを書き込めば、スタンプを無料でプレゼントするといった手口も確認したという。実際にこの事例では、FacebookページにLINE IDを書き込むユーザーが複数いたとしている。
何れにせよlINEのサクラはあからさまなので、そこで被害に会う可能性は低いとは言えます。
が、気を付けるに越した事はありません。
でもその前に、lINEを交換する相手と出会って、その子たちとだけやり取りをすれば、LINE内でサクラを気にする必要は無いのです。
では早速、ネットでの出会いのコツを身に付けて、LINEの交換相手を探して見ませんか?